恋愛・結婚相談の鑑定

恋愛・結婚 鑑定

この鑑定例は御本人の承諾を得た上で
ご相談内容の一部を抜粋して掲載しています。
これは2002年の9月に鑑定を依頼されたものです。

依頼者  三崎 奈津子 様(仮名)


<被鑑定者からの依頼文>

今年の六月に付き合っている彼氏と結婚問題に関して
激しいケンカのすえに別れてしまいました。

それだけではなく、今までにも何度か好きな相手に嫌われるパターンが多く、
そのくせ好きでもない人から好意を寄せられる傾向があります。

それに何となくですが、自分は恋はもちろんのこと
たとえお見合いで結婚したとしても、その結婚生活を
まっとう出来ないのではないかという不安を感じます。

果たしてこれから先、私に良縁が訪れるでしょうか?


<鑑定文>

昔から「好いた人には想われず 好かない人に想われて イスカの恋の掛け違い」
と申しますが恋愛とは得てしてそのようなものです。

しかし、あなたの場合は宿命的に特にその傾向が強いようです。

けれども、それならそれで俗に言う「割れ鍋に綴じ蓋」で、
必ず自分に合った相手もこの世に存在しているものです。

それなのに、その相手との距離を遠くしているのは、
他でもないあなたの「私の結婚相手はこうあらなければならない」
という思いこみです。

もし、その観点から離れて自分というものの本質を深く観察されるなら、
おのずからご自分にフィットした相手が見えてくるでしょう。

つまり、「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」です。
まさしく、恋愛は戦いであり、その武器の一つとして占いを上手く使うなら、
これはこれで大変有効な役割を果たします。

さて、前述のあなたの恋人との別れ話ですが、
確かに今年は奈津子さんにとってエゴを助長する星が巡りますし、
結婚運も悪いので、結婚話でいさかいが起きたというのもうなずけます。

そして、何となくご自分の結婚運がもともと良好では無いのではないか
というご心配も、残念ながら当たっているのは事実です。

しかし、たとえそうであってもそれなりのTPOつまり「時・所・人」を選べば
必ずしも不幸にはいたらずに済みます。

つまり、占いというのはあらかじめ自分の傾向を認識し
対処してゆくための運命の天気図や地図のようなものだからです。

先ず、端的に「時」に関して述べさせていただくならば、
結婚の時期としては2004年の4月が一番でしょう。
次が2008年の1月で、そして三番目が2009年11月となります。

順に詳しくいえば、2002年は過去の清算が起こる年で、
今まで付き合っていた彼と別れることになったのも、
その現象があらわれたものです。

また、結婚運も破壊される年ですので、当然ながら結婚を
お勧めできる年ではありません。

続く、2003年も家庭運は思わしくなく、無理に結婚しようとすれば
後で期待外れとなる相手と結びつくことになり、深く後悔することになります。

しかし、それとは逆に仕事運は順調なので、
この年はそちらに力を注いだ方が賢明です。
その他にも、結婚以外の自分の夢がかなう年でもあります。

それに対して、2004年は総体的に幸運に恵まれることが多く、
その上に家庭的な星の気が巡りますし、結婚に対して行動出来る年です。
ただし、それに比例して仕事運は停滞します。

2005年は家庭破りの星が巡りますので、
そもそも結婚する気になりません。
また、完全な形で美しい家庭を築くことは難しいでしょう。

2006年は全体的に突発的なトラブルが多い年ですが、
こと恋愛に関しては恋愛星が巡るので、ここで大いに楽しんで下さい。

しかし、実際に結婚にふさわしいのは翌年の2007年の丁亥年で、
それは2007年2月4日から翌2008年2月3日まで続きます。
よって、その中でも良い月である1月がベストの時期として選出されたわけです。

2008年は男性にもてる年で、そういう意味では決して悪くはありません。

けれども、結婚にまで踏み出すエネルギーが湧く年でもないので、
翌年まで待った方が賢い選択が出来るでしょう。

さて、このまま続けてゆくとキリがないので、一応2009年で区切らせて戴きますが、
この年は全体的に争い事は多いものの、結婚運はとても堅実ですし、
夫にふさわしい相手が現れます。

次に、「所」つまり場所に関していえば、木造の一軒家よりも、
オートロックシステムなどでセキュリィティが守られているマンションなどが最適です。

特に、海・湖・川などの水に近い所に住まいがあれば最高です。
いわゆるリヴァーサイドマンションというたぐいになりますが。
こういう、マンションに住んでいるだけでもあなたの結婚運
および家庭運は上昇します。

よって、是非このようなマンションに住まわれることをお勧めします。
それは分譲であろうと賃貸であろうと構いません。
もちろん、結婚する前にあなたの運命の相手と愛を育む場所も、
海・湖・川などの水に近い場所が最適です。

ただ、相手との出会いの場所は教会とか寺院あるいは裁判所といった
ドラマチックな場所になる可能性があります。

最後に、「人」に関していえば「女性的で家に一人でいても孤独に耐えられるような
芸術家タイプの男性」がお似合いです。

ここで、ピンときたならあなたの直感は本物です。

そう、いわゆる「髪結いの亭主」タイプを指します。
ようするに、あなたは専業主婦としてやってゆくには向かない人なのです。

それなのに、無理して「奥さん」を演じようとすると、
あなたの中にある独立独歩の星がうずいて、ストレスを生じさせます。
よって、その星を燃焼させる道を選んだ方が無難です。

そして、それを許してくれる相手が前述のタイプの男性ということになります。
ということなので、経済的に自立し決して旦那さんに頼らない覚悟が肝心です。

その為にも、あなたの場合は生まれた土地や生まれた家を離れ、
実家から独立するのが早い程、運気が上がるので、おそらく、
奈津子さんはそのようになされているでしょうが、その道を真っ直ぐ進んでください。